モンテッソーリの感覚教育の教具に【色つき円柱】というものがあります。
このように、4つの箱に色と形が違う物が入っています。
これは、円柱さしと同じ性質を持っていて、この4つはそれぞれ太さがちがうもの、
高さが違うもの、太さと高さが違うものが、4色それぞれの箱に分類されています。
この教具を通して、大きさの違いを知り、対にしたり、段階づけたり、分類したりします。
昨日の夕方、お迎え前の自由遊びの時間に、子ども達にこの教具に自由に触れてもらいました。
2歳児、3歳児、5歳児の子ども達が集まってこのようにしていたので紹介しますね。
子ども達の言葉をそっと聞いてみると、
「これとこれは、同じ」
「大きい順に積み上げてみようか?」
「スカイツリーになったよ」
「青はちょっと違うね」(太さが皆同じで、他の3色と異なるのです)
子ども達があれこれと並べたり、積み上げたりしながら、大きさの違いに気付きながら学ぶ姿が見られました。
色つき円柱で遊んでいるときに、隣の絨毯にそっと【ピンクタワー】と【茶色の階段】も用意してみました。
すると、Sちゃん・・・「出来たよ~~~(^v^)」と素敵な笑顔。
1か月前にやった時は、大きさがバラバラでしたが、今日はこのようにちゃんと理解して
操作していました。
そして茶色の階段も・・・
嬉しいね(*^^)v
こうして出来るようになる事が、子どもにとって大きな喜びと自信に繋がります。
そして子どもは成長・発達を遂げていくのです。
何気ない日常の子どもの姿に、こんな大きな発見があることに私も気付き、モンテッソーリ教育を保育に取り入れて良かったと感じています。